平成18年7月10日
サッカードイツワールドカップの興奮も終わりを告げましたが、馬術の世界では8月下旬からまた「馬の殿堂」と言われるドイツのアーヘン競技場において4年に一度の熱き闘い「世界馬術選手権」が開催されます。
既にご存知のことと思いますが、明松寺馬事公苑のライダーである佐藤英賢選手が5月のコペンハーゲンで行われた競技会で世界選手権への参加資格(障害の部)を獲得いたしました。
この素晴らしい快挙は本人の日々の努力、研鑽が実を結んだことであることはもちろんですが、それを取り巻く多くの人々の協力、支援の賜でもあると思います。
私たちは彼が挑むこの世界選手権という闘いの場は極めて厳しい戦いになることは想像に難くありませんが、その経験がまた若い彼を成長させる糧となることを確信しております。
そこで、ご提案でございますが、下記のとおり、ささやかではございますが、そのような趣旨での宴を催す所存でございます。性急、かつ平日ではございますが、彼の今後の日程に免じていただき、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようよろしくお願いいたします。
「届け、声援アーヘンまで!佐藤英賢君を見守る会」
〒380-0888長野市大字上ヶ屋2471長野県馬術連盟内
TEL:026-239-3191 FAX:026-239-2934
>>World Equestrian Games Aachen 2006
>>馬術の世界選手権、69歳の増井らが代表 - スポーツニュース ...
7月18日、平日で急な集まりであったにもかかわらず、県内をはじめ愛知や山梨から、佐藤選手の激励に約70名の方々が駆けつけました。
また、竹田恆和JOC会長をはじめ国内外から、たくさんの応援メッセージも寄せられました。
会場では、彼のヨーロッパ・アメリカにおける転戦のビデオ放映が行われ、本人の解説付きで見ることが出来ました。そのレベルの高い走行に、来月の世界選手権、そして2年後の活躍までも期待する声があがりました。
周囲の期待は自然と高まりますが、若い英賢選手には、今後の成長の一ステップとなるようのびのびと戦って来て欲しいです。
(レポート:高橋英昭)