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長野県馬術連盟

強化トレーニング2017 - 長野県オリンピアン育成支援事業 - 

昨年、2016年度長野県オリンピアン育成支援事業の一環として行われた強化合宿のレポートが小林義彦選手、佐藤泰選手、増田真七海選手から寄せられました。

>> 長野県オリンピアン育成支援事業(長野県WEBサイト)

小林義彦選手のレポート

長野県オリンピアン育成事業による研修参加のご報告

この度、長野県オリンピアン育成事業による補助を受け、二度目となる海外研修に行かせていただきましたのでご報告いたします。

昨年に続き、研修先としてオランダの Asuten にある Piet Raijmakers 氏の厩舎にお世話になりました。同氏はバルセロナ五輪で優勝した選手であり、世界的な障害馬術のトレーナーです。厩舎には世界中から彼の技術を学ぼうと10代から40代までの選手が集まり、大変活気がありました。

厩舎では一日平均4頭の優秀な馬を貸与していただき、グループレッスンとマンツーマンのレッスンを受けました。レッスンでは障害を飛び越えた後の体勢について集中的に指導を受けました。また、ルーティンワークの重要性についても気付かされました。レッスン後には私が日本で出場した大会のビデオを Piet 氏に見ていただき、日々のトレーニングに何をすべきなのかのアドバイスを受けました。

今年も滞在中に 's-Hertogenbosch で行われた世界最大の屋内大会、Indoor Brabant を観戦することが出来ました。前夜祭として行われたイベント競技に、競技出場は7年ぶりとなる Piet 氏を始め、障害馬術界では伝説となっている名選手が集いました。60歳を優に超える選手たちにも関わらず、現役選手に劣らぬ技に感動の連続でした。もう二度と目にすることが出来ないような非常に幸運な機会に恵まれました。大会最終日に行われたCSI5*のRolex Grand Prix競技会では会場を馬術ファンが埋め尽くし、非常に盛り上がりました。いつかこのレベルの大会に参加できるよう努力して行きたいと思いました。また、日本でもヨーロッパの様に馬術がエンターテインメントとして一般にも普及するように貢献したいと感じました。

昨年に続き、今年もこの様な貴重な機会を与えていただき、大変感謝しております。3年後の東京オリンピックを目指し、さらに技術を磨き、人馬共に精進して参りたいと思います。

飯綱高原乗馬倶楽部  小林 義彦

佐藤泰選手のレポート

ドイツトレーニング 12月9日〜

他国で生活をすることは苦難である。

衣食住から考えて行こう。まずは衣、このドイツでは先進国でもあるため衣に関しては充実している。しかし、靴一つ買うにしろ日本のサイズの表記では書かれていないため実際に試してこちらのサイズを覚えて行く。 日本の馬具はヨーロッパからの輸入品であるため品数の多さと価格の違いにびっくりした。

次に食。スーパーも近場にいっぱいあるし、食材の豊富である。ただ土曜日の午後から日曜日はお休み。私は比較的どんなものも、どんな環境でも食べることには困らない。 しかし、何でも食べられる私は、ビックサイズでも完食してしまうし、こちらの大柄な女の子をみていると自分がちいさく見えてしまうからまだ大きくなって大丈夫だと錯覚しているので要注意だ。日本に帰ったときの女の子の細さに愕然とするだろう。

最後に住。これが一番他国に来ると痛感する。まず、ビザの問題。観光ビザでは三ヶ月以上滞在出来ず、それ以上の滞在となるとなんらかのビザを持っていなければならない。そのビザをもらうことが本当に大変であるし、重要である。(ビザの取り方の説明は省略する。)

家やアパートを借りるにしろ、日本のように一人暮らし用の家、アパート、マンションが少ない。また日本人である私ら外国人に貸してくれるところが少ないと聞いた。

車社会であるドイツは様々な車があるし、比較的低価格でマイカーを買うことができる。道路は右側通行。ドイツ車は日本車とハンドルの位置が逆で、癖で運転しようと右のドアを開けてしまうことが多々ある。

基本的な生活の中でも毎日環境になれることを失敗しながら生活している。わからないことがあれば人に聞くこと、そして他人に助けられる。美味しい食べ物屋さんを開拓することなどドキドキしながらも怖がらずに新しいことにチャレンジする。 いろいろな経験をすることによって人とのつながりができる。そして私は人に支えられて今こうして一日を無事終えられている。こうした日々の積み重ねがいつか自分にとって大きな糧となり成長となっていることを望む。

明松寺馬事公苑  佐藤 泰

増田真七海選手のレポート

増田真七海です。レポートです。

今回はドイツの厩舎で3頭の馬に1日2鞍ずつ乗せていただき、初めて乗る馬で最初はどんな事をするのか心配でしたが、講師のパペさんがとても分かりやすく丁寧に教えてくださり、いろんな事が勉強になりました。

今回の合宿では基礎的なトレーニング、障害、野外障害コース走行、普段はなかなかできない団体レッスンまでやらせていただきました。

トレーニングでは基礎的な運動を徹底して行う事で、馬場、障害ともに馬が変わっていくのをとても強く感じられ、トレーニングで言われた事を一つ一つしていくうちに、馬が自分からスムーズに動き初日とは違った動きになることがよくわかりました。

この短期間で自分のダメなところを的確にでき、それを克服する事で、初日よりとても乗りやすくなりました。

今後教わったことを忘れずに日々のトレーニングをしていきたいと思います。

7日目は Donaueschingen という所に移動し試合を観戦しに行き、試合場に着いてまず最初に150cmのコースの下見をさせていただきました。

このクラスの下見をするような事がないうえに現地のコースデザイナーの方についていただき説明を受けながら下見ができとても素晴らしい経験になり、下見を終えて海外の有名選手や子供たちの走行を見てとてもいい勉強になりました。

日本でもドイツで経験したことをいかし日々努力していきたいと思います。

期間中お世話になった皆様と、このような素晴らしい合宿に参加する機会を与えてくださった方皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。

上田乗馬倶楽部  増田真七海

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