競技番号 | 競技種目 | 長野県選手 | 馬名 | 成績 |
---|---|---|---|---|
第 4競技 | 少年 団体障害飛越競技 | 清水彩花 | クウォーリーダスト | 3位 |
土岐知恵美 | ||||
第 5競技 | 少年 二段階障害飛越競技 | 増田真七海 | ドンコサック | 10位 |
第10競技 | 少年 スピードアンドハンディネス競技 | 増田真七海 | ドンコサック | 5位 |
第11競技 | 成年男子 標準障害飛越競技 | 小林義彦 | ランタナ | 21位 |
第14競技 | 成年女子 トップスコア競技 | 中村陽子 | チアズオンタイム | 18位 |
第15競技 | 少年 リレー競技 | 増田真七海 | ドンコサック | 2位 |
清水彩花 | 信濃竜王 | |||
第16競技 | 成年男子 スピードアンドハンディネス競技 | 小林義彦 | ランタナ | 3位 |
第17競技 | 少年 標準障害飛越競技 | 清水彩花 | 信濃竜王 | 11位 |
第19競技 | 成年男子 ダービー競技 | 金子哲之 | ドンコサック | 12位 |
第20競技 | 成年女子 標準障害飛越競技 | 中村陽子 | チアズオンタイム | 3位 |
第22競技 | 少年 トップスコア競技 | 土岐知恵美 | チアズオンタイム | 15位 |
第23競技 | 成年男子 六段障害飛越競技 | 金子哲之 | ドンコサック | 欠場 |
長野県選手団への応援、ありがとうございました!選手及び関係者の皆さん、お疲れ様でした。
今年の国体は、千葉県! 9月30日から10月4日の5日間で熱戦が繰り広げられます。二日目、三日目に、開催地の千葉県勝浦市ブルーベリーヒル特設会場へ応援に行きましたのでレポートします。
初日は雨のようでしたが、大会二日目の1日(金)には、時折、日差しも射す天気。
会場は、太平洋を見下ろす丘陵地のリゾート、とてもきれいなでゴージャスな所。クラブハウスから続く手入れの行き届いた芝生の丘の向こうに障害馬術の競技場。国体史上初になる全面芝馬場の競技会とのこと、とてもすばらしい馬場と言いたい・・・
ところが、これまでの雨で馬場状態は最悪、スリップや、人馬転が続出する悪条件の中での障害競技となってしまいました。
この日、長野県から、増田真七海&ドンコサックが、少年スピードアンドハンディネスに、小林義彦&ランタナが成年男子標準障害にそれぞれ出場。
すでに馬場は荒れてきて、それまでに走行した人馬に何頭もスリップや人馬転が・・・。
そんな危険な馬場状態でも、果敢な騎乗で、すばらしい小回りを見せました。
しかし結果は、1落下あっての5位。去年の活躍が頭にあり、5位入賞でありながら、ちょっと残念と思ってしまいます。
天気も回復して馬場状態も一見良く見えるのだけど、相変わらずの状態。
重い馬場で、高さがあるだけに強くいきたいところだが、スリップも怖い。
警戒して抑えていくと間歩が合わないという厄介な状況、馬も足元の不安にすくみ気味。
この人馬にまさかの1拒否と落下で、結果21位。去年優勝だけにプレッシャーも大きかったことでしょう。
続いて、大会3日目の2日(土)。晴れ。馬場周りの光景はますますすばらしいが、馬場状態は・・・。
スリップを警戒して入念にコースを下見して出番4番。
1番の人馬が、一つ飛んですぐに人馬転で失権したので心配しながらの応援。
予定どおりの入場だっと思うが、まさかのベル後に不用意なスタートライン通過で時計が動き出してしまった。
慌てて一つ目の障害に向かうも10秒近くのロス。
馬の調子良く、飛越も順調、タイムロスを挽回したいとこだが、やっぱり及ばず60秒経過したと思ったその時、馬がスリップしてほとんど人馬転状態。
ただ、馬がしゃがんだ状態になっただけで中村選手は、落馬をなんとかしのいでゴール、無事で何より。
次は、少年リレーに、増田真七海&ドンコサックと清水彩花&信濃竜王のチームが出場。
先走は、清水&信濃竜王、リズムの良い走行で前半6障害をノーミス、後走の増田&ドンコサックへのリレーは最高のタイミングでほとんどロスなし、増田選手もリズム良く、小回り良し、いいタイムと思った最終障害で悔しい1落下で4秒加算。
その後の千葉、埼玉など強豪チームも寄せ付けず暫定1位を維持て出番18番の静岡チームの番。
前走がミス無いものの遅い、リレーして後走は、小回りで速いが1落下で、やったか!?と目を移した電光掲示板には僅かに縮められたタイムが点灯、残念ながら結果2位。
でも、堂々の銀メダル、おめでとう!
続いて午後の成年男子スピードアンドハンディネスに、小林義彦&ランタナが出場。
昨日の標準障害では不本意な結果で、「この競技では!」とエースのプレッシャーも大きい。
この種目さすが各県のエースが出場している。
どの人馬も厳しい小回りにチャレンジし、タイムを縮めている。が、馬場状態のせいか1,2個の落下もあり、完璧というものはない。
途中馬場整備が入って、整備後の3番目に小林&ランタナ。
集中力のある走行を見せて、惜しい1落下はあるもののショートカットで好タイム、暫定3位で後走の結果待ちするも最終3位。
見事に前日から立て直した、その意義は大きい。
午前中の少年リレーで調子のよいところを見せて期待も高まる。
出番6番。落ち着いてコースを確認してスタートへ向かう。
リズムもよく、良い走行であったが、惜しい1落下。
後走に少しづつ順位を下げられ最終11位に、入賞は果たせなかったが健闘に拍手したい。
ここ数年、必ず優勝を果たし、ポイントゲッターとして、チームの盛り上がりを担い、豊富な競技経験と技術でチームの中心になっていた佐藤兄弟が世界選手権で抜けて、なんとなく不安な気持ちで臨んだ千葉国体。
悪条件の馬場状態に苦しめられもした。
そんな中、大会が始まってからすこしづつ、手探りでチームを盛り上げてきた印象を受ける。
2日、3日目と結果も出てきた、このレポートを書いている4日目も少年団体で土岐&清水組が3位、女子標準で中村&チアズオンタイムが3位と上位入賞を果たしている。
いいぞ長野県チーム、残すは1日、がんばれ!健闘を祈る!
レポート:H.T./10月3日